「雰囲気が良さそうだから」という理由だけで施設を決めてしまい、 入居後に後悔したという話を何人もの家族から聞きました。 見学は通常1〜2時間。その限られた時間で何を見るかが、 施設選びの明暗を分けます。
私が15施設以上を見学して気づいた「本当に大事な確認事項」を チェックリスト形式でまとめました。スマホで見ながら見学に使えるよう整理しています。
💡 見学前に準備すること
- 親(入居予定者)の要介護度・かかりつけ医の情報をメモしておく
- 月額予算の上限を家族で確認しておく
- 見学当日はできれば家族2人以上で行く(印象の見落とし防止)
- 録音・メモの許可を施設側に確認する
チェックリスト:10のポイント
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① スタッフの表情と入居者への接し方
- スタッフが入居者に笑顔で声をかけているか
- 入居者の名前を呼んでいるか(「おじいちゃん」ではなく「〇〇さん」)
- 急かすような言葉遣いをしていないか
- 見学者(家族)への説明が丁寧かつ誠実か
② 施設内のにおい・清潔感
- 廊下・トイレに不快なにおいが漂っていないか
- 共用スペースにゴミや汚れが放置されていないか
- 入居者の衣服・身なりが整っているか
⚠️ 経験者メモ
においは「慣れ」があるため、玄関を入った瞬間の第一印象を大切にしてください。 複数施設を連続で回ると比較しやすくなります。
③ 食事の内容と提供方法
- 食事の実物サンプルまたは写真を見せてもらえるか
- 嚥下(えんげ)が難しい方への対応(刻み食・ペースト食)があるか
- 食事時間は固定か、ある程度柔軟か
- 一人での食事介助が必要な場合の対応方針を確認する
④ 医療・緊急時の対応
- 施設内に看護師は常駐しているか(夜間はどうか)
- 提携している医療機関・往診医はどこか
- 入院が必要になった場合の手続きフローを確認する
- 「看取り」まで対応可能か、方針を確認する
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⑤ 居室の広さ・プライバシー
- 個室か多床室か。多床室の場合は仕切り(カーテン等)があるか
- 居室に鍵はかけられるか
- 私物の持ち込みはどこまで可能か(家具・テレビ・写真など)
- 居室の日当たり・換気状況を確認する
⑥ レクリエーション・日中の過ごし方
- 1週間のプログラム表を見せてもらう
- 入居者が自由に過ごせる時間はあるか
- 外出・外泊の手続きはどうなっているか
⑦ 家族との面会・連絡体制
- 面会時間・面会のルールを確認する(コロナ禍以降に変わっている場合あり)
- 施設から家族への連絡手段(電話・アプリ等)と頻度を確認する
- 入居後の担当者(担当ケアワーカー)は決まるか
⑧ 費用の透明性
- 月額以外に加算されるオプション費用の一覧をもらう
- おむつ代・医療費の扱いを確認する
- 退去時の費用・違約金の有無を確認する
- 介護保険の自己負担割合(1〜3割)との合算金額を試算してもらう
⑨ 職員の定着率・人員体制
- 介護職員の平均勤続年数を聞いてみる(3年以上あると安心)
- 夜間の職員配置人数を確認する
- 外国人スタッフがいる場合、コミュニケーション体制を確認する
⑩ 第三者評価・行政の指導歴
- 第三者評価を受けているか、結果を公開しているか
- 行政(都道府県)から指定取消・改善命令を受けたことがないか
- 介護サービス情報公表システム(国の公式サイト)で施設情報を事前確認する
見学後にやること
見学が終わったら、その日のうちに感想をメモしておくことをおすすめします。 複数の施設を回ると記憶が混ざりやすくなります。 評価項目ごとに5段階で点数をつけておくと、 最終的な比較がしやすくなります。
💡 見学後の比較シートを作ろう
Excelやスマホのメモアプリに「施設名」「月額」「においの印象」「スタッフの印象」「医療体制」など 項目を作り、施設ごとに記録すると比較が楽になります。 複数施設を同じ基準で比較することが、後悔しない選択につながります。