こんにちは、みどりです。 今回は、義父に杖が必要になった頃のこと、そして1点杖と4点杖を比較して、最終的に4点杖を選んだときの話を書いてみます。
義父は2021年に胆嚢癌で亡くなりました。 病気がわかる前後から、少しずつ身体の様子が変わっていき、その中で「杖があったほうがいいのでは」と思うようになりました。
杖というと、最初は何となく1点杖を思い浮かべていました。 でも実際に見て比べてみると、義父には4点杖のほうが合っていると感じたのです。今振り返っても、あの選択は良かったと思っています。
義父のふらつきが気になりはじめた頃
義父の動きで最初に気になったのは、歩くときのふらつきでした。 まっすぐ歩いているように見えても、少しバランスを崩しそうになることがありましたし、立ち上がるときも以前より不安定になっていました。
高齢になれば多少のふらつきはあるのかもしれません。 でも、見ている側としては、「このまま転んだら危ないな」と思う場面が増えてきたのです。特に家の中では、ちょっとした段差や向きの変え方で危うさを感じました。
その頃はまだ、「すぐに杖が必要」とまでは言い切れない気持ちもありました。 本人にとっても、杖を持つことは年齢や衰えを意識することにつながるので、勧め方も少し難しいものがあります。けれど、転倒してからでは遅いですし、家族としてはやはり気になっていました。
胆嚢癌の入院をきっかけに杖が必要になった
義父は胆嚢癌がわかってから入院するようになりました。 そのあたりから、身体の弱り方が一段進んだように感じました。
入院そのものが体力を落とすこともありますし、病気の影響もあったのだと思います。 それまで何とか歩けていた距離でも、歩き方がずいぶん心もとなくなっていきました。家の中でも、ちょっとした移動に支えが必要そうに見えることがありました。
そこで、「もう杖を使うことを前提に考えたほうがいい」と思うようになりました。 転倒してしまうと、そこから一気に状態が悪くなることもあります。早めに支えを用意しておくべきだと感じました。
1点杖と4点杖を比較した
杖を探すにあたって、最初に思い浮かんだのは普通の1点杖でした。 街でもよく見かけますし、一般的な杖のイメージとしてはそれが自然だったからです。
ただ、実際に見ていくうちに、4点杖という選択肢があることに気づきました。 先端が1点ではなく4つに分かれていて、地面に接する面が広いタイプです。見た目には少し大きく感じますが、そのぶん安定感がありそうでした。
| 1点杖 | 4点杖 | |
|---|---|---|
| 安定感 | 普通 | 高い |
| 自立する | しない | する ✓ |
| 軽さ | 軽い | やや重め |
| 向いている人 | 軽い補助が必要な人 | ふらつきが強い人 |
1点杖は、軽くて扱いやすそうな一方で、しっかり支えにするには少し頼りないのではないかという気持ちもありました。 義父の場合、単に「歩く補助」というより、「ふらついた時に体を預けられるか」が重要だったので、そこを考える必要がありました。
4点杖を選んだ理由と、実際に感じたメリット
最終的に、義父には4点杖を選びました。 決め手になったのは、安定感と、手を離してもその場に立っていてくれることでした。
4点杖の大きなメリットは、手を離してもその場に立ってくれることです。 1点杖だと、少し手を離しただけで倒れてしまいますが、4点杖は自分で立っていてくれます。
この「自立する」というのは、小さなことのようでいて、とても大きな利点でした。 たとえば、椅子に座るとき、少し体勢を整えたいとき、手元のものを取るとき——杖がそのたびに倒れないだけで、扱いやすさがかなり違います。
今でも印象に残っているのは、「置いても倒れへんな」というようなことを義父が言っていたことです。 当たり前のようですが、その当たり前ではない便利さが、使う本人には大きかったのだと思います。
杖は「何となく選ぶもの」ではないと感じました。本人がどの場面で困っているのか、どれくらい体を預ける必要があるのかによって、合うものが変わります。ふらつきが強い場合は、一度4点杖も比較してみることをおすすめします。
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まとめ
義父のふらつきが気になりはじめ、胆嚢癌の入院をきっかけに杖が必要になったとき、私たちは1点杖と4点杖を比べて考えました。 そして最終的には、より安定感のある4点杖を選びました。
実際に使ってみて感じた4点杖の大きなメリットは、手を離しても自立することと、体を預けやすい安定感があることでした。 これは、日々のちょっとした動作の中でとても助かる特徴だったと思います。
杖というと、つい一般的な1点杖を思い浮かべがちです。 でも、本人の状態によっては4点杖のほうが合うこともあります。特にふらつきが強い場合や、しっかり支えが必要な場合には、一度比較してみる価値があると感じました。