こんにちは、みどりです。 私は50代で、フルタイムで働きながら、義母の介護に関わってきました。
今日は、義母が入居しているココファン(特定施設)の実際の月額費用について、家族として払っている立場から、できるだけ正直に書いてみようと思います。
施設探しをしていた頃、私がいちばん不安だったことのひとつが、やはりお金のことでした。 資料を見ても「月額〇万円〜」と書いてあって、結局いくらかかるのかがよくわからない。 家賃だけ見れば何とかなりそうでも、食費や介護保険や細かな実費が加わると、どこまで膨らむのか想像しにくかったです。
だからこそ、今日は「実際に払ってみてどうだったか」という目線で、義母のケースを書いてみます。 これから施設を探す方にとって、少しでもイメージしやすくなればうれしいです。
ココファンではサ高住と特定施設の2種類が同じ施設内で選べます。義母はそのうち「特定施設」を利用しています。この違いについてはこちらの記事に書きました。
入居前は、とにかく費用が読めないのが不安でした
施設見学に行っていた頃は、立地や雰囲気も大事でしたが、やはり費用はずっと気になっていました。 月15万円台に見えるところもあれば、20万円を超えそうなところもあり、「結局うちはどれくらいになるのだろう」と何度も考えていました。
特に不安だったのは、基本料金だけでは済まないことです。 賃料、共益費、サービス費、食費までは何となく想像できても、おむつ代や電気代、理美容代のような実費は、あとからじわじわ効いてきます。 入居前の私は、そのあたりをまだ少し甘く見ていたかもしれません。
それに加えて、介護保険の自己負担もあります。 「月額利用料」と聞いて頭に浮かぶ金額と、実際に引き落とされる金額は、案外違うんですよね。 この差が、家族にとってはかなり大きいと感じました。
義母の実際の月額費用はこれくらいでした
義母が入居しているコクファン(特定施設)で、実際にかかっている月額費用は、おおむね次のような内訳でした。
- 賃料:6万円
- 共益費:2.36万円
- サービス費:2.2万円
- 食費(3食×28日):4.23万円
- おむつ代:1.16万円
- 電気代・燃料調整費など:0.53万円
- 理美容代:0.18万円
- 合計:約19.2万円
- +介護保険(特定施設)自己負担:約2.57万円(別途)
- 月の総負担:約21〜22万円
数字だけ見ると、やはり軽い金額ではありません。 私も最初は、「毎月これだけかかるのか」と正直思いました。 ただ、内訳をひとつずつ見ると、何にどれくらいかかっているのかがわかるので、漠然とした不安は少し減りました。
実際に払ってみてわかったのは、食費と実費が意外と大きいことでした
入居前の私は、家賃やサービス費ばかりに目が向いていました。 でも実際に払ってみると、かなり存在感があったのが食費でした。
義母の場合、食費が4.23万円ほどかかっています。 一日三食を安定して用意していただけることを考えると当然ではあるのですが、月単位で見るとやはり大きいです。 自宅介護のときは食費を「施設費」として意識しませんでしたが、入居するとここがはっきり数字になります。
次に感じたのは、おむつ代などの実費は思ったより無視できないということでした。 おむつ代が1.16万円ほど。 毎月必ず同じとは限らないにしても、必要になればこれくらいは普通にかかってきます。
さらに、電気代などが0.53万円、理美容代が0.18万円。 どれも一つひとつはそこまで大きく見えなくても、積み上がるとそれなりの金額になります。 施設のパンフレットだけ見ていると、こういう部分は少し見落としやすいかもしれません。
賃料6万円は高いか安いか、家族として感じたこと
義母の部屋の賃料は6万円です。 これを高いと感じるか、妥当と感じるかは、地域や立地によってもかなり違うと思います。
私たちの場合は、立地をかなり重視して選びました。 夫が動きやすいこと、家族が通いやすいこと、何かあったときに無理のない距離であること。 そういう条件を考えると、賃料だけを切り離して判断するのは難しかったです。
実際、施設選びでは「安いところを探す」だけではうまくいきませんでした。 月々の支払いはもちろん大事ですが、遠すぎて通いにくいと、その後の家族の負担が大きくなります。 そう思うと、賃料6万円というのは、私たちにとっては現実的な落としどころだったのだと思います。
介護保険の自己負担は「別枠」で考えたほうがわかりやすかったです
施設費を考えるとき、私は最初、全部をひとまとめにして見ようとしていました。 でも途中から、住まいと生活の費用と、介護保険の自己負担は分けて考えたほうがわかりやすいと感じました。
義母の場合、介護保険(特定施設入居者生活介護)の自己負担は約2.57万円でした。 これは施設の基本的な生活費とは別にかかってくるものです。 この「別途」が地味に大事で、ここを見落としていると、後から「思っていたより高い」と感じやすいと思います。
私自身も、最初はどうしても家賃や食費に目がいってしまいました。 でも、実際の支払い感覚としては、「月19.2万円くらい+介護保険自己負担約2.57万円」と分けて頭に入れておくほうが、かなり整理しやすかったです。
正直に言うと、安くはありません。でも、見通しが立つ安心感はありました
ここまで書いてきて、やはり結論としては「安くはない」です。 これは正直にそう思います。 毎月20万円を超える支払いが続くわけですから、家族にとって軽い負担ではありません。
ただ一方で、自宅介護をしていた頃の、見えない負担の大きさも思い出します。 食事、見守り、排泄、通院、転倒の不安、急な対応。 そうしたものを家族だけで抱える大変さを考えると、今は毎月の費用が数字として見えるぶん、気持ちの整理はしやすくなりました。
何にいくらかかるのかが見える。 それは、支払いの重さとは別に、家族にとってひとつの安心でもありました。 漠然と不安な状態より、「今月はこれだけ」という形で把握できるほうが、私は気持ちの面では楽でした。
まとめ
義母が入居しているコクファン(特定施設)では、賃料6万円、共益費2.36万円、サービス費2.2万円、食費4.23万円、おむつ1.16万円、電気代等0.53万円、理美容0.18万円で、合計約19.2万円。 これに介護保険(特定施設)の自己負担約2.57万円が別途かかっています。
入居前は、費用のことが本当に不安でした。 でも実際に払ってみてわかったのは、「何がどのくらいかかるか」を具体的に知ることが、いちばん大事だということでした。
施設の月額費用は、家賃だけでは見えません。 食費やおむつ代、電気代、理美容代、そして介護保険の自己負担まで含めて見て、初めて全体像が見えてきます。
これから施設探しをされる方は、ぜひ総額で確認してみてください。 私自身、そこを細かく見ておいてよかったと、今は思っています。